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2025年09月27日

道路のはなし

こんにちは^^

9月も終わりに近づき、ようやく秋らしくなってきましたね(^^)/  
秋と言えばスポーツの秋!この前の東京世界陸上観ましたか? 本当に感動しましたね!!
日本人選手のメダルは競歩の銅メダル2個でしたが、選手達は自分の時間のすべてを費やして努力をし、この一瞬に全てを出す!…それが画面越しから伝わってきてとても感動しました。
選手の皆様お疲れさまでした(^o^)/


さて今回は道路のはなしですが、不動産の調査はどれも重要な調査になるのですが、その中でも最も重要と言える項目は道路調査になります。
普段何気なく歩いている道路でも私道や公道があり、建築基準法の道路か否か、建築基準法であれば種別は何か、道路の所有者は誰か、セットバック(道路後退)は有るのか無いのかなど調査は多岐に渡ります。 

下の写真は先日調査に行った不動産の前面道路の写真で、対象不動産は3方向に接していました。
左の写真は南側、真ん中の写真は東側、右側の写真は西側になります。 

調査の結果は以下となります。
南側:公道  道路種別:42条1項1号  幅員:4.1m 
東側:私道  道路種別:42条1項5号(位置指定道路) 幅員:約2.7m
西側:基準外道路(通路)  幅員:約1m 

上記のように分かりました。まだまだ調査は続きます…
東側の私道は所有者が8名の共有で、道路復元距離は約65㎝。
西側は建築基準法の道路ではなく通路だったので、セットバック(道路後退)はないことが分かりました。

ブログなのでかなり省略してますが、今回の調査では、東側の道路復元と角の隅切りで土地面積が約16㎡も少なくなることが判明、また東側道路所有者から道路の使用許可を8人から取得しなければならないことが分かりました。
 
きちんと調査すれば、事前に土地の有効面積や、その他手続きや対応の仕方なども分かりますので、道路の調査は本当に重要な項目になりますよね。
【ちなみに豆知識ですが、マンホールの材質で公道は鋳鉄製、私道は石製となるので、歩いていて石製のマンホールを見かけたら私道になります。※都内だけかもしれませんが…】

 
それではまた(^^)/  
 
南側道路
東側道路
西側通路
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